こんにちは、美腸活アドバイザーの須本愛子です。
おなかの調子が安定しないというお悩みの方は、男性より女性に多いお悩み。
女性がおなかの調子が安定しない原因には、女性ホルモンが深く関わっています。
月経周期に絡んでおなかの調子が悪くなるという方が多いですが、特に月経前、妊娠中に便秘になるという方が多いのではないでしょうか?
月経前に便秘になるのは、女性ホルモンの影響です。
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がありそれぞれ働きが違います。
【エストロゲンの主な働き】
*女性らしい体を作る
*肌や髪の潤いを保つ
*血管や骨を丈夫にする
*記憶力や集中力に作用する
【プロゲステロンの主な働き】
*妊娠の維持継続をする
*交感神経を高める
*体内の水分を保つ
*基礎体温を上昇させる
便秘に深く関わっているのはプロゲステロンです。
プロゲステロンは、生理前や妊娠中に多く分泌されるホルモン。
プロゲステロンが多く分泌される生理前や妊娠中は
①体内に水分保持するために、便が固くなりがち
②子宮の収縮を防ぐとともに、腸の動きが悪くなりがち
ということで、便秘になりやすい時期。
この時期を快適に乗り切ることが、おなかの調子を安定させるポイントです。
生理前の場合は、妊娠しているわけではないので
*腸が動くように運動をする
*腸もみをする
ことがおススメです。
妊娠中は、腸もみや激しい運動ができないため、
*軽めの運動をする
*食事での調整(水分や食物繊維)
がおすすめです。
女性ホルモンとの関係で言うと、エストロゲンが急激に減少する更年期の時期は、自律神経が乱れやすくおなかの調子が悪くなる時期。
男性に比べ、女性月経周期、更年期など不安定になる要素を多く持っていますが、対策をすることで対処することが可能です。
おなかの調子が安定しないという女性の皆さん。
ぜひ対策をして、快適に乗り切ってください。