予防医療のスペシャリストがお勧めする「免疫力を上げる食品」

年間3万人以上が診察・治療を受ける医療施設「海風診療所」(山口県周南市)。
院長の沼田先生は脳外科を専門に救急医療などされていましたが、手術後の患者さんの後遺症に悩まされる姿や、脳死など悲しい現場に接する中で、「治療より、病気にならない体を作ることが大事だ」と、病気にさせない予防医療を実践されています。




そんな沼田先生と、先日お会いする機会をいただけたので
私たちが最近気になっている免疫力を上げる方法についてお伺いしてきました。

Q:先生、そもそも「免疫」ってどういう力ですか?

沼田先生:外部からのいろんな体に良くないもの、化学物質だったり農薬だったりもそうでしょうし、いま流行しているウィルスだったり細菌など体の中で繁殖してもらっては困るもの、入ってきたら困るものを排除していって体の中を良い状態に保つ、そういう役割をしているのが『免疫』ですね。

Q:これからもウィルスとの共存を考えると、あらためて大事な力ですよね。私たちが免疫を高めるにはどういう方法がありますか?

沼田先生:そうですね、基本的には「睡眠」「体温」そして「食事」がキーワードですね。

Q:睡眠も大事なんですね!

沼田先生:人は眠ることで体内のバランスを調整し、体力の充電を行っているのでとても大事ですよ。睡眠不足では免疫力も低下します。でも、現代人はなかなか練る時間が取れない方が多いので、睡眠の質を上げたほうがいいですね。
例えば、寝る前に生姜湯や高麗紅参のお茶など体を温める飲み物を飲むこともよい方法ですよ。

Q:体温はよく聞きますね。

沼田先生:免疫細胞は血液の中にも存在していますので、基礎体温が低いと血行が悪くなり免疫力も低下します。これではウィルスが入ってきてもすぐに対応できないのです。免疫力が正常に保たれる体温は36.5℃以上が好ましいとされてますが、1℃下がると免疫力のパフォーマンスは30%低下するといわれてます。現代では低体温の方もおおくなってると思いますので、体質改善が大切だと思います。運動もいいですよ。


Q:食事についてはいかがですか?

沼田先生:食物に含まれる栄養成分には免疫力を高めるものが数多くありますので、それを積極的に取り入れることが大事ですね。

Q:先生!ぜひ、おすすめ食品を教えてください!

沼田先生:いいですよ。優秀な食材を積極的にとって、ぜひ負けない体をつくってくださいね。


・・・ということで、沢山のお話を伺ったのですが、わかりやすいようにまとめてみました!


 

お話を伺ってみると、自分たちの体を守るって、特別難しいことではないなと感じました。
皆さんも先生におしえていただいた食品などを参考にしていただいて
まずは自分自身、そして、大切なご家族を守ってくださいね。

沼田先生ありがとうございました!